【初任者研修】いまさら聞けない?介護職員資格のお話①
いまさら聞けない?介護職員資格のお話①
とりあえずバイト、無資格だけど飛び込んだ介護のお仕事の世界。
仕事は忙しくて面白いし、これからもできる限り続けていきたい!どうせならもっと勉強してぜひ資格を取りたいと思っている。でも、介護職員にはどんな資格があって、どうやって取るんだろう?仕事の合間に取れるものなの?
そんな素朴な疑問にお答えします。
まず、今回は現場の介護スタッフのキャリアパス(キャリア及び資格の流れ)は現在、
初任者研修→実務者研修→介護福祉士といわれており、その中で介護福祉士のみが国家資格となります。
今回は第1回目として初任者研修についてお話ししましょう。
介護の入門資格「介護職員初任者研修」
介護職員初任者研修は以前のヘルパー2級の資格に相当します。文字通り介護の世界の入り口で基礎知識、技術を学びます。介護の理念とは何か、介護保険制度とはどんなものか、実際の介護用語や技術を学びます。介護の仕事は、高齢者の方々の生活を事故やトラブルなくお世話するお仕事。ご利用者さんを守り、心地よく生活していただくための最低限の知識、技術をこの研修で学びましょう。
最短1か月で取得可能
取得までの期間は最短で約1か月。通学講座か、通信講座と通学講座の組み合わせで130時間を受講して最後に修了試験をパスする必要があります。働きながら平日の夜や週1回の通学講座月程度かかるとされています。実際に通学講座に通う日数は約2週間。資格取得講座を開催している学校がたくさんありますので、自分のスタイルに合った学校や講座などをネットなどで検索して探してみましょう。費用は約10万円前後といわれていますが、行政機関などがさまざまな補助金や給付金を出しており、お金がかからない方法もあるようですので調べてみるとよいですね。(たとえばハローワークなどの制度を使えば無料でも受講できます。)
この初任者研修はもちろんどこの事業所でも通用する資格です。無資格よりもまずは初任者研修終了の資格だけでもあれば就職や時給などにも有利なことが多いようです。
さて、次回は実務者研修、また最終的には介護福祉士の取得についていろいろとご説明していきたいと思います。